
モグラの宝石箱
モグラの宝石箱について…
札幌の老舗 箱メーカーのモリタさんは「箱のデザイン展 Hakomart」を定期的に開催しています。
毎年テーマを変えて各方面で活躍するクリエイターがモリタの技術とノウハウを活用して新しい(面白い?)
箱を作るという展示です。
medo は2018年に開催した「Beauty」がテーマの展示にお誘い頂きました。
この難題「Beauty」って何作ればいいの???
色々と悩みました(詳細は省略)が結果好きなものを作って「 Beauty」にこじつけてしまおう…という作戦に。
そうなると話は早く、可愛くて、存在感もあり、箱なので収納力もあって機能的である…と考えが行き着いてこのカタチに。
カタチが決まれば次は絵です。
この箱の共同製作者であるイラストレーターのハトホタテ嬢に箱のイメージを渡して作画してもらいました。
画像にあるようなアレコレの中から選出されたのが…モグラ!
あとは、帽子はコッチで胴体のイメージは…とやりとりは続きデザインが完成します。

次に具体的な箱の形状を決めます。
下2段はおせちのお重箱の作りで収納力満点な箱に、モリタさんでも作り慣れた形状なため特に問題なく。
問題は上のいびつな2段と蓋部分です。なで肩部分と顔部分の接合、頭と帽子の接合は難儀した様子でした。
結果、機能は乏しいけど可愛くテクニカルな構造の箱に仕上がりました。

あとは、モグラの箱をどう「Beauty」とこじつけるのか。
簡単です…この箱はただの箱ではなく宝石箱としよう!!
こうしてファビュラスなモグラの宝石箱は誕生しました。
忘れてはならない機能性問題に関しては、縦長のデザインのため省スペースで収納力がそこそこあります。
机の上に、ドレッサーに、玄関に、本棚に、TVの横に、トイレに…とどこに置いても場が華やぎます!(私見)
数量限定ですのでお早めにどうぞ。。。
